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ケーブルの「色」に秘密あり?ネットワークの意外な美学

ケーブルの「色」に秘密あり?ネットワークの意外な美学
☕ Coffee Break Tech2026年09月02日(水)

こんにちは、ジャパンウエストラインの藤井です。今日はコーヒータイムに、ネットワークケーブルの色について少しお話ししませんか? 私たちは普段、LANケーブルを「黒」や「グレー」の標準的な色で接続しがちですが、実は色には明確な役割や歴史があるんです。一緒に覗いてみましょう!

カラーコードのルーツは軍事から?

ネットワークケーブルの被覆色には、JIS規格やTIA/EIA規格で一定の基準があります。例えば、ネットワーク機器間の接続でよく使われる「オレンジ」や「グリーン」は、単なるおしゃれではなく、配線管理のしやすさを優先した結果です。軍事や航空分野では、緊急時でも誤配線を防ぐため、色による視認性が重視されてきました。この「色の言語」が、現代のデータセンターにも受け継がれているのです。

「茶色」はなぜ少ないのか?

一般的なLANケーブルで「茶色」を見かけることはあまりありません。これは、光の反射率や、他の色との区別しにくさが理由の一つです。特に白や黄色と混同しやすい茶色は、大量のケーブルが束ねられるネットワーク環境では、メンテナンス性を損なう要因になりかねません。代わりに、識別用のマーカーテープや、カテゴリ別の明確な色分け(カテゴリ6は通常オレンジなど)が採用され、作業効率を上げています。

色の心理とセキュリティ意識

先日のニュースで、AIエージェントによる不正アクセスの話題がありましたね。こうしたセキュリティ意識が高まる中で、「目に見える化」の重要性が再認識されています。ネットワークケーブルの色を統一感を持たせるだけでなく、重要な接続部分にはあえて目立つ色を使うことで、物理的な接続ミスや不正な抜き差しを未然に防ぐ効果も期待できます。色は単なる装飾ではなく、セキュリティの第一線にも貢献しているんです。

💡 ちょっと豆知識
豆知識: カテゴリー7(Cat7)ケーブルの被覆は、一般的に「青」や「グレー」が多いですが、これは高周波信号の特性上、シールド処理の必要性からくる視覚的な区別という側面もあります。

ケーブルの色を変えるだけで、作業の手間や見通しが良くなるかもしれません。次のコーヒーブレイクに、机下のケーブルをちょっと覗いてみてくださいね。

✍ 藤井 さくら(ジャパンウエストライン アプリケーションエンジニア(若手))